【あさイチ】さらば!冬バテ 血流アップ大作戦 原因と改善方法 1月11日NHK

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冬になるとなんかだるい、なんか胃が重い、頭痛、腰痛、肩こりなどに悩むことありませんか?いわゆる“冬バテ”かもしれません。原因の一つ、毛細血管の謎と解決法を探ります。

冬バテとは?

冬になると、体がなんだかだるく感じることはありませんか?「冬バテ」とは寒さや忙しさが原因でおこるさまざまな体調不良のこと。寒暖差が激しい、年末年始で生活環境が変わる、そういうことからいろいろな症状が出たりします。時期が来たら自然に治るというものではなく、今度は春バテにもつながってくるというやっかいなもの、血流の悪化が原因の1つと言われています。

主な症状

肩こり、せき、腹痛、不眠 食欲低下、けん怠感など

冬バテの原因は血流悪化?ゴースト血管

冬バテに悩む人の毛細血管を調べると、血管の本数が少なかったり、途中で切れていたり、ねじれていたり、“ゴースト血管”と呼ばれる状態に。

血流悪化により毛細血管がダメージをうけているんです。人によってはさまざまな病気を引き起こす危険性があるそうです。
一見怖そうに感じると思いますが、おうちでできる1日10分の運動、ゆっくりした動きを心掛けるだけで、毛細血管が改善しますよ。

あさイチ流 血流アップのための改善方法

毛細血管復活の技をご紹介します。1日10分で血流アップ!朝昼夜いつやってもO.K。全身の血流循環を促します。

かかと上げ下げ運動

20回を1セットとして1日3セット。第二の心臓といわれるふくらはぎ。かかとを上げるとふくらはぎに力が入り、筋肉が膨らみます。すると圧迫された静脈がたまっていた血液を押し上げ血流がアップするのです。収縮 弛緩することで全身に血液をながします。そうすると血管がだんだん伸び、それが不調な状態を改善することにつながります。(大阪大学教授 高倉伸幸さん)

①背筋をのばして、足を肩幅くらいに開きます。
②そして、かかとをゆっくり20度の角度で上げ5秒キープしておろす、これを繰り返します。
※かかとの上げすぎに注意!

ポイント① かかとを上げる角度は20度
ポイント② リラックスしながら
ポイント③ 不安のある人はイスに手をそえてもO.K

※この写真のようにかかとは上げすぎないように。

“ゆっくり動く”生活法

ゆっくりとした動作をすることで副交感神経が優位に働き、血の巡りが良くなります。(順天堂大学教授 小林幸弘さん)

歩く、話す、食べるなど、日常の動作をゆっくり行います。
小林さんによると、早く動くと呼吸が浅くなり、酸素を充分に取り込めないそうです。そのため毛細血管の血流が悪くなります。

ゆっくりした動きは、呼吸が深くなるため自律神経が安定し、毛細血管の血流がアップするのだそう。これにより常にすこやかな生活を送ることができます。

小林さんが一番おすすめしたいのは「食事」例えば野菜サラダは1口食べるのに29回噛んでいました。お肉を食べるとき、1口食べるのに30秒、43回噛んでいました。


小林さんは若いころはとてもせっかちだったといいます。英国紳士に憧れエレガントでゆったりした動作をまねし始めたところ、体調不良が改善したのだそう。心にもゆとりが生まれたそうです。

よく噛めば脳の血流も上がるという実験結果もでてますし、ゆっくり食事をすると血流はよくなると思います。1日3食毎日のことなので、ゆっくりを意識して食事をすると、疲れにくくもなり、血流がよくなると消化もよくなり、胃のもたれを感じることも少なくなる。(小林幸弘さん)
できる範囲でゆっくりを心掛けてみては?

最適な入浴温度で血流アップ

入浴研究歴20年早坂信哉さん(東京都市大学 教授)気温の低い秋、冬は39℃くらいの少しぬるく感じるような風呂に10分くらいつかりましょう。

熱い風呂に短時間つかるよりも、体が芯から温まり血流が巡りやすくなります。血流のことを考えると実は熱すぎるよりぬるい温度のほうが体がじんわり温まり、温かさ、血流のいい状態が長く続きます。

このあたりの温度は副交感神経を有利にして心身ともにリラックス効果を導きます。
ご自身のお風呂の最適温度の見つけ方
・湯につかったとき肌がぴりぴりしない
・熱いと感じない
・心臓がドキドキしない
・3分たっても汗が吹き出さない
こんな感じでちょうどいい温度を探ってみて下さい。

肩までの入浴は10分、半身浴は20分 入ると血流アップの効果が得られやすいとのことです。
温冷交代浴
温浴(湯舟)に3分間入浴した後、冷浴(シャワー)は30℃程度の水に手や足など冷えが気になる部分に30秒かける、これを2回繰り返した後に最後に湯舟に浸かって上がるという方法も血流アップに効果があるといわれています。

これをお風呂に入れると保温性があり、温まります↓

読み手:根来秀行
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まとめ

年が明けてなんとなく春が近づいたような気配を感じます。といいながらこれからが寒さの本番ですね。冬バテにならないように、無理のない範囲で血流を意識した生活をしたいと思います。

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