ダウンやウール製品をおうちで洗濯できたらいいですよね。
2023年11月6日にあさイチで放送された内容をお伝えします。
この記事では、
・ダウンのおうちでの洗濯方法
・ウールのおうちでの洗濯方法
・クリーニング店に任せた方がよいもの
・衣類の保管方法
をお伝えします、参考にして頂ければと思います。
汚れやニオイを防ぐお手入れ方法を、洗濯のプロ・洗濯ブラザーズの茂木康之さんに教えてもらいました。
「毎日の洗濯が、『嫌いな家事』から『好きな家事』になるように、洗濯の楽しさを伝える」ことだそうです。
洗濯の前にプレウォッシュ液
まず、洗濯の前にプレウォッシュ液を作ります。
【プレウォッシュ液の作り方】
プレウォッシュ液とは、洗濯物の前処理や予洗いに使う液体のことです。作り方はとても簡単で、以下の手順でできます。
スプレー容器に洗濯洗剤(弱アルカリ性)と水道水を1対1の割合で入れる。
軽く振って混ぜる。
※ 1週間以内に使い切る。
ダウンのコートの洗濯方法
まず、ダウンジャケットに破れや傷がないかを確認します。ある場合は、洗濯機で洗うとダウンが飛び出してしまう恐れがあるので、必ず確認しましょう。
皮脂汚れ・ニオイが気になる部分には、「プレウォッシュ液」をスプレーで吹きかけたら、ブラシでトントン叩いてなじませます。
汚れを浮かせたら、おけやバケツにぬるま湯(35℃~40℃)10ℓ 洗濯洗剤(中性/おしゃれ着用)5mlをよく溶かす。
泡が細かく泡立ったらO.K。服の中の空気をよく押し出しておく。しっかりとにぎりながら水と洗剤液を浸透させる。
押し洗い&軽く絞るを2~3回繰り返す。
網目の粗い洗濯ネットに入れて、残ったぬるま湯も一緒に入れ洗濯機で洗います。優しく洗えるモードすすぎ(注水1回)+脱水(1分)に設定します。
洗濯機から出したら、すぐに干します。
ぬれている段階で、ダウンが片寄らないように、手のひらで衣類を均等に軽くたたいたりして、ダウンのふわふわ感を復活させます
形を整えてから太めのハンガーにかけます。日陰や室内で風通しの良い場所に5時間干します。
皮、特殊な加工、シームレスダウンは家では洗えません。
衣類乾燥機をかけたい場合はこの作業をしてからがいいそうです。

汚れを蓄積しないことが大事で、1シーズン1~2回は洗った方がいいそうです。
ウール素材の洗濯方法

ウール100%の衣類は、家庭で洗濯することができます。以下の方法です。
①水洗いができるウール製品かどうかをまず確認する。
②プレウォッシュ液をスプレーし、ブラシでたたきます。
③生地が傷んだりしないように、生地を裏返し10分置きます。
④大きなバケツなどにぬるま湯(35℃~40℃)10ℓ 洗濯洗剤(中性/おしゃれ着用)5mlを混ぜ合わせる。しっかり攪拌する。
裏返した衣類を入れてやさしく押し洗いする。(3分)
⑤網目の細かい洗濯ネットに入れる。余った洗濯ネットは結ぶ。
⑥脱水を1分間する。汚れをはがれ落とす為。上手く回らない時は、乾いたタオルも一緒に入れる。
⑦洗濯機から取り出し、すすぎは、バケツなど常温の水10ℓで2~3回水を取り替える。
⑧洗濯機に入れ、脱水は、1分間程度行う。
⑨取り出し、裏を返し、太目のハンガーにかけて、
水分があるうちにに縫い目を軽くのばす。形を整える。色あせや縮みの原因になるので、日陰や室内で干す。風通しの良い場所を選ぶ。
クローゼットでの保管方法
保管方法は除湿が重要だそうです。
除湿剤など使ったほうがいいそうです。
うちも湿気が多くて常備品です。クローゼットやタンスにセットしています。

家で洗える素材は?
素材別の扱い方は以下の通りです。
水洗いができる素材とできない素材を見分ける。綿・麻・合成繊維は水洗いOK、ウール・カシミヤ・シルクは手洗い、キュプラ・レーヨン・アセテートはクリーニング店に出すのをおすすめします。
洗濯機O.K
綿
麻
ナイロン
ポリエステル
手洗い推奨
ウール
カシミヤ
アンゴラ
シルク
クリーニング店にお任せ
キュプラ
レーヨン
アセテート
まとめ
家で洗濯できたらいいですよね。手軽にできるものからチャレンジしてはどうでしょうか。
ダウンもプロの洗い方を学ぶとキレイが続くし、長持ちしますよ。
コメント