食欲がなくなるこの時期、爽やかな青じそ(大葉)があれば、食も進みますね。
でも、青じそというと、刺身のつま、そうめんの薬味くらいしか思いつきませんよね。冷蔵庫の隅でカピカピに、なんてこともあったりします。
その原因は、青じそが乾燥と低温に弱く、繊細な葉であること。だからこそ、保存の仕方で「香り」「食感」「見た目」のすべてが変わるんです。
この記事では、NHK「あさイチ」で紹介された青じその保存法を中心に、保存テクニックからおすすめレシピ、活用法までわかりやすく解説します!
あさイチで紹介された青じそ(大葉)の保存方法
青じそは乾燥しやすいため、水をはった瓶に入れて保存するのが効果的。保存瓶に少量の水を入れて、青じそは茎を水に浸けて立てて保存します。
✔ 葉の選び方もポイント:葉先までピンと張っている/黒い斑点がない/茎が変色していないものを選びましょう。
青じそ(大葉)は水を少量いれた瓶に立てて野菜室で保存

保存瓶に青じそを立てたら、ふたをして野菜室に入れるのがポイントです!
①水をいれたボウルと、清潔な保存瓶を用意する
②茎の部分を水の中に入れて、軸の先を1~2mmほどをハサミで少しだけカットする
③保存瓶に少量の水をはり、切った茎の部分が水につかるようにいれる
④蓋をして密閉し、野菜室へいれる(冷蔵庫では凍ってしまう)
※どうしても冷蔵庫に入れる場合はドアポケットで
※水にくぐらせて、保存袋に密閉して保存もできます。1週間くらいO.K
湿らせたキッチンペーパー保存法|スペースがない方に
・青じそを洗って水分をふき取り、キッチンペーパーで包みます。
・湿らせた状態のペーパーを使い、密閉できる保存袋に入れます。
・こちらも野菜室で保管。日々ペーパーを交換するとより長持ち!
冷凍保存|刻んでストックが便利!
・しそを洗って水気をよく拭き、刻んでラップで小分けに。
・フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。1~2か月は保存可能。
・味噌汁やチャーハン、炒め物に凍ったまま使えて便利です。
青じそ(大葉)の取り扱い方
①青じその触り方
葉の部分は触らない方が良いです。これは、葉の裏の小さな黄色い粒(腺鱗・せんりん)に香り成分「ぺリルアルデヒト」が集中しているからです。触るとわずかな力で潰れてしまいます。
②料理でちくわを青じそに巻くときは、葉を外側に巻くのがおすすめ。香りがより強くなります。
③洗うときは、水を張ったボールにいれてやさしくふり洗いしましょう。
青じそ万能ソースは作り置きに最適!
青じそは保存だけでなく、ソースにしておけば、毎日の料理にサッと使えて超便利!
『あさイチ』でも紹介されたレシピのように、どんな食材にもよく合います。
教えてくれるのは、ハーブ料理研究家の岩井めぐみさん。青じそはバジル、ローズマリーと一緒でシソ科の植物なのだそう。青じそを代用しても違和感ないそうです。
青じそ:50枚 フードプロセッサーに青じそをちぎって入れる
米油(サラダ油、太白ごま油でもよい):120ml
にんにく:1かけ
くるみ(素焼き):10g
みそ(米みそ、麦みそなど):小さじ2分の1
塩:小さじ2分の1
作り方
- 青じそは茎を取り除き、適当な大きさにちぎってフードプロセッサーにいれる。
- ニンニクをスライスして入れ、残りの材料をすべて加えてなめらかになるまで攪拌する。
かくし味は味噌です。オリーブオイルは香りが強いので、香りのない油がよいです。その方がより青じその香りがいきてきます。
保存する容器は消毒した清潔な容器にいれ、表面の青じそが空気に触れないように平らにします。使用している途中で表面の油が少なくなるので、適宜、表面を覆うように油を足してください。
冷蔵で10日~2週間、冷凍で約2か月保存可能です。
青じそがたくさんない人はこんな便利でおいしいソースもあります。
万能青じそソースのいろいろな活用法
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【あさイチ】”青じそ”が主役SP 青じそ万能ソースを使った絶品レシピ
どんな料理にも合わせられると好評の青じそソースです。

まとめ|青じそ(大葉)は保存で変わる!おいしく使い切ろう
正しく保存すれば、青じそは日持ちして無駄も減らせます。あさイチで紹介された方法はどれも手軽にできて、香りもキープ。
レシピも活用すれば、青じその香りをもっと堪能できます。
使いきれない時は冷凍&ソース活用がおすすめ!
ぜひあなたも「しそをダメにする前に」保存テクを試してみてください。
☑ 青じそをたくさん使いたいときはこちら!
【あさイチ】ツイQ楽ワザ 青じそ万能ソースを使った絶品レシピ集
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