沖縄ミキの作り方|本を参考に自宅で作ってみた実体験レシピ

沖縄 宮古 奄美大島みき発酵飲料を自宅で作ってみました  発酵食
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沖縄の発酵飲料「ミキ」を、自宅で作ってみました。
今回はテレビ番組ではなく、書籍や資料を参考にしながら、今回はお米とサツマイモを使って再現したレシピです。

実際に作ってみて感じた発酵の進み方や、うまくいかなかった点、味の変化なども含めてまとめています。
「家でミキを作ってみたい」「できるだけ失敗したくない」という方の参考になればうれしいです。

ミキの材料が違うのはなぜ?本と番組で作り方が違う理由

今回参考にした本では、ミキを「米とさつまいも」で作る方法が紹介されていました。
一方、Eテレの番組「小雪と発酵おばあちゃん」では、麦麹と米粉を使った宮古島の伝統的なミキ作りが紹介されています。

この違いは、どちらが正しい・間違っているというものではありません。
ミキは、沖縄や奄美大島など各地で、その土地で手に入りやすい材料を使いながら受け継がれてきた発酵飲料です。

地域や時代、家庭によって、

  • 米とさつまいもを使う
  • 麦麹と米粉を使う

といった違いがあり、それぞれに味わいや発酵の進み方の個性があります。

今回は、本に書かれていた方法をもとに、自宅で再現しやすい材料を使ってミキ作りに挑戦しました。
番組で紹介された宮古島の伝統的な製法とは異なりますが、家庭で楽しむミキの一例として参考にしていただければと思います。

本を参考にして自宅でミキを作ってみました

材料(米・さつまいも)

材料

米:1合(150g)
水:600
ml
※上記の分量でおかゆを作ります。
さつまいも:30g 家では紅あづまを使用
砂糖:大さじ1
※砂糖はお好みで、夏は入れなくてもO.K

自宅で作った沖縄ミキの作り方【写真付き】

作り方
1.分量の水でおかゆを炊く。炊き上がったら、40~50℃程度に冷ます
2.サツマイモの皮をピーラーなどでむき、30分ほど水にさらしてアクを抜きます。
3.(2)のサツマイモをできるだけ細かい目のおろし金でする。細かくした方が出来た時のサツマイモの繊維感がなくて、舌触りがいいです。

みき炊き上がり


4.おかゆにすったサツマイモと砂糖(お好みで)を入れよく混ぜる。最初はもったっとした感じですが、混ぜているうちに急にさらっとしてきます。そのあとも均一になるまでしっかり混ぜる。

みきにサツマイモ
みきを混ぜる
みきを混ぜる


5.鍋のふたをして、常温(20度以上)の室内に置く。気温にもよるが、1~3日経つと泡がぷつぷつと泡立ってくる、発酵している証拠。発酵終了。

発酵したみき


6.発酵したら、さらに飲みやすくするなら、(5)をミキサーにかけてペースト状にする。ふた付きの清潔な保存容器に入れて、冷蔵庫で保存する。1週間保存可能です。※ミキサーにかけなくてもいいが、かけると料理に使いやすいです。

作ってわかったポイント・失敗しかけた点

ミキ作りで気をつけたいポイント

  • 使用する瓶や容器は、必ず清潔なものを使いましょう。雑菌が入ると、うまく発酵しない原因になります。
  • 初めて作る場合は、失敗しても無理なく試せる少量仕込みがおすすめです。
  • 発酵が進むと、ほんのりとした優しい酸味と香りが出てきます。途中で必ず味見をして状態を確認してください。
  • もし不快なにおいがしたり、表面にカビが生えている場合は、発酵ではなく腐敗の可能性が高いため、無理に食べず廃棄しましょう。
  • 砂糖は菌のエサになるため、入れると発酵が進みやすくなります。ただし、甘さの感じ方には個人差があるため、お好みで量を調整するとよいでしょう。
pmoko
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自宅で出来たての味を楽しめますよ。

完成したミキの味 保存方法と飲み方

米をサツマイモを発酵させているので、芋粥のような風味、ドロッとした感じで、発酵が進むにつれサラッとした感じになります。味はほんのりやさしい酸味の味がします。

みき出来上がり

ミキを使った簡単アレンジレシピ

みきのアレンジ みきと塩こうじのドレッシング

そのまま飲んでも美味しいみき。ドレッシングにしてもおすすめです。

材料

みき:大さじ4
塩こうじ:小さじ2
玉ねぎ:6分の1個(みじん切り)
オリーブオイル:大さじ2
マスタード:小さじ2

上記の材料を全て混ぜ合わせます。

みき+味噌 蒸し鶏を野菜のみきみそだれ

ミキのやさしい酸味と、味噌のコクを合わせた「みき味噌だれ」は、蒸し鶏や野菜と相性抜群。
さっぱりしているのに満足感があり、発酵食を手軽に取り入れられる一品です。

材料

みき:大さじ3
味噌:大さじ3
すりごま:小さじ3
しょうが(すりおろし):大さじ
1
上記 みそだれの材料
鶏むね肉:200g
みき:大さじ2(下ごしらえ用)
ブロッコリー:50g
人参:2分の1本(50g)

作り方
1.鶏むね肉に下ごしらえ用のみきをまぶし、1時間以上おく。
2.ブロッコリーと人参は食べやすい大きさに切る。
3.みきみそだれの材料を合わせ、よく混ぜる。
4.(1)と(2)を蒸し、火が通ったら器に盛り、(3)をつけていただく。

ミキ Q&A

  • 冬は発酵がゆっくり
    ⇒完成までに1週間から10日、夏は2~3日(室温により異なる)みきは味の変化が重要で、毎日最低1度は混ぜて下さい。
  • 加熱してもいい?
    ⇒加熱するほど、みきに含まれる酵素が不活溌になり、乳酸菌も死滅するのでできるだけ生で飲んだ方がいいです。死滅した菌も腸内の免疫力向上に役立ちます。
  • 冷凍はできる?
    ⇒できます。酸味が苦手な人は、好みのタイミングで冷凍することで、発酵が進むのを防ぐことができます。飲む際は自然解凍して下さい。
  • 甘味がほしいときは?
    ⇒サツマイモを多めに加えると、甘味が増します。飲む際にはちみつなど足してもO.K。
  • ミキサーがない場合は?
    ⇒飲みやすくするためなので、省いてもかまいません。

まとめ|自宅でもミキは作れました

実際に自宅でミキを作ってみて感じたのは、想像以上にシンプルで、発酵の変化を楽しめる飲み物だということです。

味は、ほどよい酸味にほんのりとした甘みがあり、すっきりとした後味。
個人的には砂糖を加えなくても十分おいしく感じました。

さつまいもは、できるだけ細かくすりおろすことで、飲んだときのざらつきが少なくなり、のどごしが良くなります。
また、気温が20℃前後ある環境では、1日ほどでぷつぷつと気泡が出始め、発酵の進み具合が目に見えて分かるのも楽しいポイントでした。
この段階で味見をして、ほんのり甘みを感じたら、容器に移して冷蔵庫で保存しても問題ありません。

奄美大島に伝わる発酵飲料「ミキ」は、そのまま飲むだけでなく、豆乳で割ったり、少しアレンジして楽しめるのも魅力です。
米粒の粗さや水加減、砂糖の量などを調整しながら、自分好みの味に仕上げていける自由さも、ミキならではの良さだと感じました。

自然な味わいと、どこか懐かしい独特の風味。
ぜひ一度、自宅で出来たてのミキ作りに挑戦してみてください。

宮古島で受け継がれてきた麦麹を使った伝統的なミキについては、
Eテレ「小雪と発酵おばあちゃん」で紹介された沖縄ミキの記事でまとめています。

Eテレ「小雪と発酵おばあちゃん」で紹介された沖縄・宮古島の発酵飲料ミキ

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