食欲がなくなるこの時期、爽やかな青じそ(大葉)があれば、食も進みますね。
でも、青じそというと、刺身のつま、そうめんの薬味くらいしか思いつきませんよね。冷蔵庫の隅でカピカピに、なんてこともあったりします。そんな青じそでできる食の進むレシピをどどーんと紹介します!
あさイチ一押し 青じそレシピ(中華・洋食・和食)
アオリイカの青じそ炒め
作り方
- イカは格子状の切り込みをいれ、一口大に切って、水で丁寧に洗い、ざるにあげる。
- 青じそ、アサツキはとにかく細かく刻んでみじん切りにする。
- ①を乾いたふきんで水分をとり、Aを加えて下味をつける。
- ③にさらに卵白(1個分)を加え空気を含ませるように混ぜ合わせ、片栗粉(大さじ3)を加える。*炒めた時イカから水分が出ずに柔らかく仕上がる。
- フライパンに油(大さじ5)を入れ、120度まで熱する。イカをいれ炒める。半分くらい火が通ったらいったん引き上げる。
- 油(大さじ3)はそのまま残し、②をいれ、香りが出たら、さっとイカを入れて、Bを加えてさっと炒めたら完成です。
青じそ万能ソース
教えてくれるのは、ハーブ料理研究家の岩井めぐみさん。青じそはバジル、ローズマリーと一緒でシソ科の植物なのだそう。青じそを代用しても違和感ないそうです。
作り方
- 青じそは茎を取り除き、適当な大きさにちぎってフードプロセッサーにいれる。
- ニンニクをスライスして入れ、残りの材料をすべて加えてなめらかになるまで攪拌する。
かくし味は味噌です。オリーブオイルは香りが強いので、香りのない油がよいです。その方がより青じその香りがいきてきます。
保存する容器は消毒した清潔な容器にいれ、表面の青じそが空気に触れないように平らにします。使用している途中で表面の油が少なくなるので、適宜、表面を覆うように油を足してください。
冷蔵で10日~2週間、冷凍で約2か月保存可能です。
青じそがたくさんない人はこんな便利でおいしいソースもあります。
万能青じそソースのいろいろな活用法
青じそソースのいろいろな活用方法はこちらへ↓
【あさイチ】”青じそ”が主役SP 8月2日 青じそ万能ソースを使ったレシピ集
青じそと桃のシャーベット
作り方
- ボウルにプレーンヨーグルトと砂糖を入れて混ぜる
- みじん切りにした青じそ(5枚)を入れます。*乳脂肪に香り成分がしっかり溶ける。
- 桃は一口大にカット(缶詰めの桃でも可、その場合砂糖の量を20gにする)
- すべての材料を冷凍保存袋に入れ、口を閉じ桃の実を潰すようにもんで混ぜます。
- バットに袋を平らにして冷凍庫で3~4時間冷やす。(途中2回ほどもんでほぐす)
- 器に⑤を盛り付け、お好みで、Aをあえたものをのせ、オリーブ油をかける。
- ※炭酸水を注いでもおいしいですよ。
青じそ風味のサルシッチャ
作り方
- 青じそは茎をとり、包丁でみじん切りにする
- よく冷えた豚ひき肉をボウルに入れ、みじん切りした青じそを入れる
*青じそをすぐに入れて混ぜ込むことで、香りをのがさないようにひき肉の油に混ぜ込む - Aを入れよく混ぜこみます。6等分にして細長く成形する
- 油(小さじ1)をひいたフライパンで焼く
- 十分焼き色がついたら、少量の水(分量外)を回しかける
- 弱火にして、蓋をして約2分蒸し焼き
- 蓋を開けて水分をとばし、皿に盛り付けてベビーリーフ、カットレモンを添える。
豚ひき肉はしっかり冷やすことで焼き上がりがぱさぱさになるのを防ぎます。
クミン×青じそで夏にピッタリの爽やかな一品です。冷めてもおいしいので、お弁当にもピッタリです。
青じそ豆知識
青じその栄養素は?
βーカロテンが豊富なので、免疫力アップ、感染症予防、抗酸化作用が期待できます。油を一緒にとることで吸収力アップ!
青じその保存方法
青じそは乾燥しやすいため、水をはった瓶に入れて保存します。
・葉先までしっかりまっすぐなもの
・軸の断面が黒くなってないもの
・葉の表面が黒い斑点がついていないもの→日がたつと傷みがでやすい
①水をいれたボウルと、清潔な保存瓶を用意する
②茎の部分を水の中に入れて、軸をハサミで少しだけカットする
③瓶に少し水をはり、切った茎の部分が水につかるようにいれる
④蓋をして密閉し、野菜室へいれる(冷蔵庫では凍ってしまう)
※どうしても冷蔵庫に入れる場合はドアポケットで
※水にくぐらせて、保存袋に密閉して保存もできます。1週間くらいO.K
青じそとちりめんじゃこのあえ物
たくさんの青じそを入手したときのおすすめレシピです。
作り方
①大葉は半分に切り5㎜幅くらいに刻んだものにちりめんじゃこをいれ、(シラスも可)混ぜます。
②しょうゆ(大さじ2)、ごま油(大さじ2)を加えて完成。
食欲のないときにいいですよ!
大葉とちりめんじゃこのかき揚げ(3~4個分)
材料
作り方
①刻んだ青じそにちりめんじゃこ(適量)を入れ、てんぷら粉(大さじ1)をまぶします。
②さらにてんぷら粉(大さじ4)、冷水(大さじ4)を溶いたものを①に加える。
③②を油で揚げて完成です。
おうちにたくさん青じそがあれば是非お試しを!
青じその取り扱い(ヒント)
①青じその触り方
葉の部分は触らない方が良いです。これは、葉の裏の小さな黄色い粒(腺鱗・せんりん)に香り成分「ぺリルアルデヒト」が集中しているからです。触るとわずかな力で潰れてしまいます。
②料理でちくわを青じそに巻くときは、葉を外側に巻くのがおすすめ。香りがより強くなります。
③洗うときは、水を張ったボールにいれてやさしくふり洗いしましょう。
青じその健康効果
おなかの調子が悪いときにしそを食べると改善することがあります。青じその香り成分である「ペリルアルデヒド」は胃液の分泌を促し、食欲を増進させ、胃腸の動きを活発にしてくれます。
青じそを10枚食べると効果が出ると言われることもあります。おかゆの上に刻んだ青じそも香りを含めて健康によさそうです。
青じその香り成分
油と合わせると香りを閉じ込めることができます。
切り方は、葉の裏が内側になるように、丸めて刻む。食べる直前までほぐさないほうが良いです。
まとめ
以上、青じそって、こんなにも使える食材なんですね。特に夏の時期には活躍すると思います。どんどん使いましょう!
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