梅干し作りで最後の仕上げとなる「土用干し」。
でも、「いつ干すのが正解?」「梅雨明けを待ってたら遅い?」「天気がイマイチ…」など、不安や疑問を感じていませんか?
実際、私もはじめての梅干し作りでは、干すタイミングに悩み、何度も天気予報を見て一喜一憂しました。
この記事では、
梅を干す時期の目安と判断基準
干し方の手順、失敗しないためのコツを、実体験を交えて詳しくご紹介します。
さらに、おすすめの干し網もあわせて紹介しているので、初心者でも安心して梅干し作りを楽しめますよ。
梅を干す時期の目安はいつ?|「土用の頃」が基本
「土用干し」はなぜ大切?
梅を干すのは、昔から「土用(7月20日頃〜8月初旬)」の晴れた3日間がよいとされています。これは梅雨明けで湿気が少なく、日照時間が長くなる時期で、カビのリスクが下がり、梅干しの仕上がりがよくなるからです。
2025年のおすすめ干し時期(関東基準)
年 | 梅雨明け目安 | 土用期間 | 干しやすい日 |
---|---|---|---|
2025年 | 7月19日頃 | 7月19日~8月6日 | 7月20日〜8月上旬(晴れが3日続く日) |
私の体験談:2024年は7月25日から干しました
私が初めて土用干ししたのは2024年。ちょうど梅雨明けの週に3日間晴れが続く日を見つけ、思い切ってベランダで干しました。午前中に梅を並べて、夕方に取り込み、夜は梅酢に戻す方法で無理なく実践。酸っぱさと香りがグッと引き立って、家族にも好評でした!
梅を干す条件とチェックポイント
晴れが続く3日間がベスト
1日だけの晴れでは不十分です。最低でも2日、理想は3日間の晴天が続くタイミングで干しましょう。
湿度と風通しも重要!
- 湿度が低く、カラッとした空気
- 風が適度にあると乾燥が進みやすい
⇒ 夕立や突風のリスクがある日は避けましょう。
梅の干し方|基本の手順をおさらい
干し始める前の準備
- 梅酢から梅をやさしく取り出す
- キッチンペーパーで水分を軽くふき取る
- 干し網やざるに間隔をあけて並べる
「カビ防止のための漬け方や保存のコツはこちらの記事で詳しく解説しています」
→ ジップロックで作る少量梅干しの作り方
3日間のスケジュール例(目安)
日数 | 朝 | 昼〜夕方 | 夜 |
---|---|---|---|
1日目 | 梅を干し始める | 途中で上下を返す | 梅酢に戻す |
2日目 | 再び干す | 上下返す | 梅酢に戻す or そのまま |
3日目 | 干す(風通しの良い陰干しも可) | 完全に乾いたら完成 | 保存容器へ移す |
おすすめの干し網・保存容器|私が使ってよかったアイテム紹介
ザル

梅干し専用の干し網(3段タイプ)
通気性抜群で、虫除けネット付き。ベランダでも手軽に使えて便利です。

ガラス製保存瓶(1.8L)
完成した梅干しを保存するなら、密閉性が高くて匂い移りしにくいガラス瓶がベスト。
✅保存容器の比較記事はこちら
→ 梅干し保存瓶のおすすめ3選|瓶のサイズと選び方も解説
【H2】よくある質問(Q&A)
Q1. 土用の時期を過ぎたら干してはいけませんか?
→ いいえ、干す目的は乾燥と殺菌なので、晴れた3日間があれば9月でもOKです。
ただし、湿度や日照が不安定な時期は注意が必要です。
Q2. 梅干しは夜も外に干していいですか?
→ 夜露や湿気が戻るので、夜は一度梅酢に戻すのが安全です。取り込み忘れに注意!
Q3. 梅が破れていたけど干しても大丈夫?
→ 軽い破れなら問題なし。味に大きな影響はありませんが、カビには注意を。
まとめ|梅を干す時期は「晴天の日が続く3日間」がよい
梅干しの出来を左右する「干す時期」。
基本は梅雨明けの土用時期+晴れた3日間がベストです。私もそのタイミングで干したことで、香りも酸味も豊かな梅干しに仕上がりました。
天気予報をチェックしながら、自分のペースで「干しタイミング」を見極めてみてください。
🍀「今年こそ梅干し作りに挑戦したい!」という方は、道具や手順をしっかり準備して、楽しく梅しごとを始めましょう。
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