旅行などのお出かけ時、日常使いでも役に立つ運ぶワザの特集です。4月25日のあさイチで放送された内容をお伝えします。
重いバッグも楽に「運ぶ」コツ
重いバッグを肩にかけると、バランスをとるために無意識に肩を上げてしまう人が多いのだそう。すると背骨が歪み、体の軸が不安定に。一部の関節や筋肉に負担が集中し疲れやすく、痛みもおきやすくなるといいます。
肩にかけるバックを楽に運べる達人のワザ
重いバッグを持つと肩が前、体の軸が斜めになります。背骨が曲がり、体の軸が不安定になることで、疲れ、痛みの原因に。楽に荷物を運べるワザを紹介します。
ワザ1:お尻の穴を締めることで、体軸をまっすぐにする。
ワザ2:お尻に力を入れて骨盤を正しい位置に戻す。骨盤を正しい位置に戻すことで、背骨がまっすぐになり、体の軸が安定します。体でバッグを支えるため疲れにくくなります。
ワザ3:意識的に目線を上げることで、胸が開き「耳」・「肩」・「腰」が一直線になり、姿勢が改善される。
ワザ4:肩甲骨を寄せるようにして、少し下げる。両肩が水平になり、おしり・おなかに力が入り、体の軸がより安定する。
リュックの正しい位置
ポイント:リュックの上部は肩甲骨のやや上に位置させます。バックを下げ過ぎないよう注意しましょう。
バッグを腕にかけるときの持ち方
この持ち方は、上腕と下腕の筋肉に付加がかかり続けるので、疲れ、痛みの原因に⇒筋トレをしているのと同じ。
・持ち手が短いバッグは腕を落として持つ。
・少しバッグを後ろに持っていくと、胸が開き、体が一直線になります。背中の筋肉も使えるのでらくに持ち運べる。
バッグを持った時の歩き方のポイント
バッグを持った時に意識した方がいいポイント。
1. 歩幅を大きく⇒荷物を持つと猫背になる。歩幅を大きくするとお尻に意識がいきます。すると軸が作りやすくなり体への負担が減る。
2. バッグを体に密着⇒バッグが負荷となっているため、遠くにあると、肩の関節にも負担がかかります。なるべく軸のそばに置きましょう。
以上が、バッグをラクに運ぶ方法でした。股関節など痛みがある人は無理のない範囲で行って下さい。
旅行に持っていく際に服を減らす方法
旅行で荷物はできるだけ少なくしたいですよね。荷物が少ないと準備も楽ですし、移動中もかさばらず帰宅時の荷ほどきも楽です。整理収納アドバイザーEmiさんが教えてくれました。
コーディネート術は?服の数を減らすことがポイントだそうです。
例えば3泊4日の旅行の服のローテーション
旅行に持っていく服を減らすためのコーディネート術は、以下のようになります。
上下1セットのみで上手く着まわしています。
1日目(着ていく服):
- 前開きのロングシャツにジャンパースカート
2日目(着替えとして持っていく服):
- プルオーバーとグレーのパンツ
3日目:
- 最初のロングシャツに2日目のグレーのパンツを
4日目:
- 1日目のジャンパースカートに2日目のプルオーバーを
色・素材のこだわり
・出来るだけシンプルな柄ものを選ぶ。
・服の素材はポリエステル100%(シワになりにくい・乾きやすい)
Emiさんがあえて持っていく便利グッズ
〇もっていかないもの
・パジャマは現地のものを使う
・ヘアアイロン、ドライヤー
〇もっていくもの
レッグウォーマー
⇒パジャマは持参せず現地のものを使う場合、体温調節が必要になることも。足のむくみ対策にもなります。
ストール
①コーディネートの印象を変える。
②寒さ対策。
③風呂敷かわりに使う。
ジッパーバッグ活用法
食品保存でよく使うジッパーバッグも旅のお助けアイテムの一つです。そのワザを紹介します。
- 厚めのアウターをコンパクトに収納する
①上着をジッパーバッグに入れます。ポイントはジッパーと衣類の間を3cm余白を開けて置くこと。最後ジッパーと閉じやすくするためです。
②ジッパーの端を少し開けて空気に出口にする。
③服を丸め空気を抜く。最後に端のジッパーを閉じれば完成。 - 絡まりやすいネックレス
①留め具が少し袋から外に出して入れる。
②複数入れる時は間をあける。
③ジッパーを閉じネックレスを固定。軽く丸めてテープで止める。 - 化粧水を含ませたコットンをいれる。
①短期の宿泊であればこれを持っていくだけ。詰め替えいれずでかさばりません。かゆいところに手が届くワザでした。 - タオルをジッパーバックの入れて座布団(クッション)代わりに
①タオルをジッパーバックにいれるだけ
②もちろんタオルとしても使えます
カバンの中の収納方法
①100均のソフトケースをカバンに入れて仕切りにする。
②洗濯ネット(Amazon商品ページはこちら)にいれて仕分けて服を収納します。帰ったらそのまま洗濯機に入れれますよ。
③カバンには立てていれる。
また、準備を効率化することで、Emiさんがやっていることは、スマホなどのメモ機能に旅行の持ち物をリスト化すること。旅行のたびに何を持っていこうかイチからやらずにすむので時間短縮になり、忘れ物防止にもなります。
まとめ
最近は工夫を凝らした、お役立ちグッズも100均にたくさん出ています。時間がある時に探してみるのも楽しいですよ。
まずは、荷物を減らして、減らした荷物もいろいろなワザで少しでも楽に運ぶことで旅行を楽しみましょう!
整理収納アドバイザー Emiさんの本です。
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