全国の高校生２００人に「自分のニオイで気になるところはどこか」調査した結果、多かったのは、「口臭」と「汗臭」。
高校生の「ニオイ」対策を、歯科医と皮膚科医の先生がチェック。効果的な対策をアドバイスします。きちんと専門知識をもって臭い対策をしたいですよね。
口臭対策
口臭対策「白い汚れがなくなるまで舌を磨く」
知っている高校生６５％ やっている４６％
高校生のみなさんはどうやってやってる？
・舌苔けをとるように
・朝起きてすぐと食後に磨く
・夕食後に歯磨き粉をつけて行う
・仕上げはマウスウオッシュ
舌磨きは効果がある。
ただし、舌の粘膜はデリケートで炎症を起こしやすい。
炎症が広がると味覚もおちる。
よって、やりすぎは良くない。
舌磨きは舌の表面にある「舌苔（ぜったい）」を取る目的でやるが、舌を守っているものでもあるので、傷をつけないことが大切。まっピンクにする必要はないですよ。
１．舌専用をつかう（歯ブラシは固い）
２．ごしごしやりすぎない。なでるだけ！した全体を１回なでるだけでおく
３．１日１回で十分
その他のポイント
●するタイミング
⇒寝る前。寝ている時にばい菌が繁殖するので。
●舌磨き専用ブラシがない場合
⇒ガーゼ、ハンカチ、ティッシュで代用可能
⇒やり方は、指に巻いて舌をなでるだけ。
質問：口のにおいになる舌磨きぶらしの使い方 おえっとならないために
答え：口の外にベロをだしてみがく。道具を口にいれるので「おえ」となる
口臭対策「フロス」
知っている高校生の５７％ 経験あり３３％
・食後の歯磨きをした後にフロス
・昼と夜にやる 奥歯を中心にやっている
・糸タイプのフロスで朝と夜
フロスは口臭予防に効果あり。
ただし、せっかくやるならフロスが先。その後に歯ブラシをする
席にフロスでかき出す。それを歯ブラシでとる
・フロスをパチンと入れるだけではだめ
・歯の壁にそわせてごしごしするのが大切。歯の両側をごしごし。
・フロスは歯と歯の間を磨くだけでなく、歯の一番奥歯の奥を磨けるのが得意技。
・ここは歯ブラシで届きにくいだけでなく、一番はじめに歯がなくなるのが奥歯。しっかりフロスしましょう
質問：フロスをやりすぎると良くない？
答え：フロスは毎食後にやってほしい。歯ブラシができない時はフロスだけでもやるとよい
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ポチップ汗の臭い対策
汗臭対策「拭き取る」
高校生の７３％が知っている。６２％が経験あり
どうやってやっているかというと、
・自転車通学の途中の駅で、学校についてからもタオルで汗をふく。
・タオルのあとは清閑シートで汗を拭く
・お風呂上りのドライヤーは汗をかくので、そのあとに
・汗には臭いのもとをふくんでいるので、拭くのは対策としてOK。
・除菌効果のあるウエットティッシュは効果的。
・ただし、全身はよくない。良い菌もとってしまうので。
・足やワキなど気になるところを。１日１回程度がいい。
質問:汗を拭くときに清閑シートと乾いたタオルとどっちがよい？
答え:拭き取りたいだけなら、ハンカチでよい。タオルよりハンカチが肌にやさしい。足やワキなどはシートで
質問：制汗スプレーはどう？
答え：使う場合は汗をかく前に。汗をかいたあとはふきとる
質問：汗かいたら頭皮が臭ってくる。どうすればいい？
答 頭皮の皮脂は身体の中で一番多い。頭皮の臭いが気になる場合、ガーゼハンカチを直接に頭皮にあてて下から上に拭くとよい。
汗臭対策「サウナ」
高校生の４７％がしっている。経験あり１９％
・サウナに週１回。体臭対策としてもいっている。
・SNSで美容効果があるとしり、２週間に１回
臭い対策として、科学的にあまり有効とはいえない。たくさん汗をかくときれいな汗になると思うが、成分は一定しているのでたくさん出しても関係ない。汗をたくさんだしたからといって臭いがへるということでない。
質問：夜と朝の２回シャワーを浴びている。３年目。汗対策としての効果は？
答 全身から臭っているわけではないので、臭いの原因をつかんでそこの対策をするのが効果的
臭いのセルフチェック
質問：臭うかどうか自分でチェックする方法は
答（口臭）：手の甲を自分のベロでなめる。それをかいだ時の臭いが口臭に近いと言われている
答（体臭）：自分の脱いだものをかいでみる。
まとめ
体臭は気になりますね。自分の臭いが気になるというよりも、相手に臭っていないのかというのが特に気になります。実際にはそんなに臭っていないと思うんですけどね。
皮膚科の先生も言われていたように、「臭い＝ダメ」という考え方もほどほどが良いのかもしれませんね。
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