名探偵コナン「黒鉄の魚影（くろがねのサブマリン）」の６つの小ネタと考察まとめ

「名探偵コナン　黒鉄の魚影」の小ネタと考察を紹介します。

今回紹介するのは下記の「６つ」。ネタバレ含みます。

小ネタ①スペシャル版！俺は高校生探偵工藤新一！

30年間続いている映画冒頭の名セリフ。前回の「ハロウィンの花嫁」でもそうだったように、昔のアニメの場面が流れるのがのがいつものパターン。

それが今回はオリジナルでちょっと洋画っぽくておしゃれな感じでした。バックはたぶんパシフィックブイの中かな。今回の演出すごくよかったです。

それにしてもこのセリフで完全に映画モードになるんですよね。そして、映画の世界に出発です！

ベルモットの美しさは女性なら誰でも憧れるのではないでしょうか。そのファッションや立ち振る舞いなど一流の女って感じですね。

そんな中でも、比較的簡単にマネができるのが爪のマニュキア。Twitterでも真似して緑のマニュキアにチェレンジしている人がたくさんいましたよ。

実は左手のネイルはベルモットを意識してたのよね。今日劇場でちゃんと見たら思ったよりグラデかかってたしもっと緑だな。でもあの輝きは絶対マグ！大正解！(???) pic.twitter.com/y7huHyxf9y
— ルナ🦁🐢潜水済 (@ryuna_enter) April 14, 2023

「流れるまんま　流されたら」「秘密守ってくれてありがとね」「壊れる夜もあったけれど　自分でいられるように」「強がるポーズは　そういつまでも」「続けられない　わかってるけど」など、これ灰原哀のことじゃない？って歌詞がたくさんです。

サビのところの「優しくなった世界をまだ描いていきたいから」は、黒い世界から優しい人達に囲まれる世界にきた哀ちゃんの気持を歌っているようです。

スピッツの歌声がこれまで以上にやさしく感じられました。

ピンガは変装が得意でしたね。男のピンガがうまく女性研究者（グレース）のふりをしていました。でも、これ、声優さんも男女を演じていました。かっこいいピンガの声と変装していた女性研究者グレースは同じ声優さんで村瀬歩さんです。映画さながらのひとり二役。すごいですね。

もう一組。一人二役がありました。小五郎と、キールのお父さん役であるイーサン本堂です。声優は小山力也さんです。イーサンは実に15年ぶりの登場でした。声優さんの多彩ぶりには驚かされます。

劇場版のコナンでは、小五郎はあまり眠りません。調べてみると、これまで、1作、2作、17作、21作「から紅の恋歌（ラブレター）」の4回しかありませんでした。意外ですね。

今回、眠りの小五郎が出た時には、外国の研究者も「これが、有名な」という感じで喜んでいました。

それほど有名な、テレビアニメでは毎回のように見ている眠りの小五郎ですが、劇場版ではちょっと違った感じでかっこよかったですよ。

冒頭でキールがユーロポールの職員に逃げるように外国語で語りかけるシーンがあります。その後、コナンに沖矢昴（赤井秀一）から、ユーロポールの職員が、ドイツで黒づくめの組織のジンに殺害されたという知らせが入っていることから、その場所はドイツだということがわかります。

ユーロポールの本部はオランダですので、ユーロポール職員はオランダ語を使うことが多いと思いますが、ドイツでの犯行だったことからキールはドイツ語で話しかけたと思われます。

以上が、「名探偵コナン　黒鉄の魚影」の疑問点の考察でした。

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