井上咲楽さんは栃木県出身。
実家は山の中にあるログハウスで、テレビで見たときに、いきなり薪ストーブが出てきて「おお…」となりました。
お父さんの名前は力夫(りきお)さん。
名前のとおり(?)、その力で建てたというログハウスで、なんだかそれだけで雰囲気があります。
咲楽さんは四姉妹の長女。
井上家では、梅干しが9年物だそうで、聞いただけでもすごいな…と思いました。ほかにも、味噌や塩麹、豆板醤などが普通にあって、家の中が発酵食品だらけ。特別なことをしているというより、昔からそれが当たり前だった感じです。
だからなのか、咲楽さんが「実家が好き」と言っているのも、なんとなく納得。
自然の中で、発酵のものに囲まれて暮らしている様子が目に浮かびます。
実家の様子はこちらが詳しいです↓
咲楽さんが実家が大好きなのが伝わってきます⇒井上咲楽さんの実家(咲楽さん本人のnote)
塩麹が決め手 「菌活・米粉すいとん」
実家の発酵食を活かした料理のひとつが、塩麹を使った米粉すいとんです。
野菜の甘みと塩麹のうま味が合わさり、体にやさしい一品です。

白菜 半玉
人参 1本
マイタケ 1株
長ネギ 適量
塩麹、米粉、片栗粉
作り方
①材料をひと口大に切り、鍋で野菜がしんなりするまで炒める
②塩少々、水1600cc、鰹と昆布の合わせ出汁500cc、塩麹大さじ2を加えて煮込む
③米粉150g、片栗粉50g、塩適量、水150ccを合わせ耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねる
④鍋にひと口大に丸めた米粉すいとんを入れ、しょう油大さじ2で味を調える
⑤最後にネギを入れしばらく煮込めば完成!
※白菜の芯も小さく切ることで美味しく食べられる!
※ネギはお好みで具材と一緒に煮込んでもOK!
米粉を使うことでもちもちした食感です。自家製塩麹のまろやかな塩味が、シンプルな具材を引き立てます。
発酵レモンで作るタラの発酵ホイル焼き
もう一品は、自家製の発酵レモンを使ったタラのホイル焼き。
柑橘の爽やかさと発酵のまろやかさが合わさった、滋味深い料理です。
自家製の発酵レモンを使います。

タラ
発酵レモン(井上家自家製)
ローズマリー
オリーブオイル
作り方
①タラの切り身を発酵レモンとローズマリーに30分程度冷蔵庫で漬ける
②漬けたタラをアルミホイルにのせ、オリーブオイルをひと回し
③フライパンで弱火にして5、6分焼く
④焼き上がったタラにぬか漬けタルタルをかけて完成!
ぬか漬けタルタルの作り方
・ぬか漬けしたカブ1個分を細かくきざむ
・きざんだカブとゆで卵2個分にマヨネーズ・塩・こしょう各少々をよく混ぜ合わせる
自家製・発酵レモンの作り方
・レモン4個分の果肉(皮を除いたもの)
・塩50g
レモン4個分の果肉(レモンの皮をそぎ落としたもの)と、塩50gを入れミキサーにかけ、常温で1週間ほど発酵
※1日1回かき混ぜる
※直射日光の当たらない温度変化の少ない場所に置く
⇒常温で1週間おくことで発酵が進み苦味が和らぎ、酸味の角が取れたまろやかな味になります。
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咲楽さんが実家が大好きなのが伝わってきます⇒井上咲楽さんの実家(咲楽さん本人のnote)
まとめ|自然と続く発酵のある暮らし
山の中のログハウスで、発酵食品に囲まれて暮らす井上咲楽さんの実家。
特別なことをしているわけじゃなくて、昔から当たり前に続いてきた生活なんだろうな、というのが印象に残りました。
梅干しや味噌、塩麹、発酵レモンなど、どれも「ちゃんとやろう」と思うと大変そうですが、
少しずつ取り入れるだけでも、普段のごはんがちょっとおいしくなる気がします。
発酵のある暮らしって、気合を入れて始めるものじゃなくて、
できそうなところから、ゆるく続けていくくらいがちょうどいいのかもしれません。
麹や発酵調味料を少し取り入れるだけで、料理はぐっと深みのある味わいに。
毎日の食卓に、無理なく発酵を取り入れるヒントが詰まっています。
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