イシガメ 冬眠させる?させない?室内での冬越し準備

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我が家の二ホンイシガメの亀之助は5歳。これまで4回の冬を部屋の中で越しました。

今年も10月に入り、そろそろ冬越しの準備に入ります。

カメさんにとって大変な季節である冬ですが、今年も、冬眠せずに部屋の中で冬越ししてもらいます。

亀之助の成長記録はこちらから↓

イシガメに冬眠させるか、させないか

イシガメに冬眠させるか、させないかは、イシガメを飼育されている方にとって迷うところと思います。

私も5年前からイシガメを飼い始めましたが、初めての冬には大いに迷い、次の年も迷い、3年目からは今のスタイルでいいかなと思うようになりました。

なぜ悩むのか、簡単にまとめてみると、

〇冬眠させる派
 ・自然のカメは冬眠するから同じようにした方がよい
 ・自然の流れに逆らうことになるのでカメに負担
〇冬越しさせる派
 ・絶食して冬眠させることで〇んだりしないか不安
 ・かわいい姿が見れなくなる

こうしてみると、冬眠させてあげるのがいいのかなと思います。実際にバケツなどに葉っぱを入れて毎年しっかりと冬眠させてあげているブログなど拝見しますが、カメさんにとってはこれが自然かなあと思ったりします。

でも、冬眠させるためには条件があります。「自然と同じような環境にできるのであれば」ということですね。

残念ながら、うちはマンションで南側にしかベランダもないので、安定した日陰や静かで落ち着いた場所をつくることができません。

このような条件ではしっかりと冬眠することができず、陽があたったりすれば目が覚めるでしょうし、そうすると、ごそごそ動いてお腹もすくでしょう。結果として体力が奪われてしまいます。

冬眠の時はとにかくじっとして体力を温存できる環境が大切です。

ご提案:
良い冬眠環境がつくれるかどうかで、冬眠させるかどうか判断しましょう。

冬眠なしの冬越しのための装備品

冬眠をさせてあげられない代わりということではないですが、冬でも過ごしやすいように、きちんとした装備が必要になります。大切なのは「保温器具」と「日光」です。

色々試してきて、今はこのような感じです。

【昼間】
 (上)紫外線ライト(ジャックス レプタイルUVB100)
 (上)保温ライト(ビバリア太陽NEO)
 (下)保温シート(ビバリア マルチパネルヒーター32W)
【夜間】
 (上)折り畳みのジャバラ
 (上)保温器具(みどり商会の暖突S)
 (下)保温シート(ビバリア マルチパネルヒーター32W)

保温シートは常時、ダイヤルは真ん中くらいで、スイッチの入ったことを示すランプがたまにつくくらいに設定しています。

ライトは、結構まぶしいので、昼間は2個ともつけて、夜は保温ライトのみ。


寝る時には、上から保温用にみどり商会の暖突Sを設置して、折りたたみのジャバラをかけて寝てもらいました。暖突は、100均の網に固定しました。

冬眠なしの冬を越すための装備品の選び方

保温器具(下から温める)

上からと下から温めるのが基本になります。下から温めるものとしては、水槽の下に敷くヒーターが使いやすいと思います。

温めるという意味では、水槽の中の水が入っているパットの下に敷く方が効果がありますが、どうしても水滴がつくので感電などするといけないので、衣裳ケースの下に敷いています。これでも、じわっと水温が暖かくなります。

ただし、衣裳ケースの裏面は衣裳ケースによって構造がかなり違います。ケースの間にあまりにすき間ができるものだと暖まらないと思いますので注意が必要です。

私が使っているビバリアとみどり商会の2つが定番のようです。ビバリアは5年使っていますが不具合ないですし、みどり商会も口コミが良いようです。

ご自分のケースサイズを測って、下面全体が隠れるくらいのサイズのものが良いと思います。

私はこの32Wサイズを使っています↓

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保温器具(上から温める)

上からの温めということでは、これ一択ではないでしょうか。協力に温めるわけではありませんが、ケース全体をゆるやかに温めてくれます。

本当にゆるやかな温めなので、うちでは、上にカバーをかけて熱を逃がさないようにした状態になる夜間に基本的に使っています。

その他では、本当に冷え込むなという日にはライトと併用で使う時もあります。

ケースサイズによって、選んでください。うちではこれを使っています↓

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ライト(温めるものと紫外線照射用のふたつ)

冬越し中のライトは2種類必要です。

ひとつは空気とカメさんを直接温めるライトです。もうひとつは冬に不足しがちな紫外線を照射するライトです。

カメさんが小さい時には両方の効果があるという以下の製品を使っていました。

ケースも小さかったですし、これひとつでなんとかなっていました。簡易版という感じでお手頃です↓

ちょっと大きくなってからは、温めと紫外線を別々にしました。上記のものでなにか不足があったわけではありませんが、ケースも大きくしたのでそれにあわせて以下の2つセットにしました。

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冬眠なしの室内飼育の様子

毎年の冬越し中の様子を少しご紹介します。

朝、起きてジャバラをとると水に入っていることが多いです。おそらく、朝方は冷え込むので少しでも温かい水の中へ移動しるのだと思います。

昼間はいつものようにケースから出て散歩して、お気に入りの本棚の下の隙間でのんびりします。

温かい時期よりは、全体的に動きがゆっくりになりますね。

毎年、一番悩まされるのが「エサを食べる量が極端に減る」ということです。いつも食べていたエサをあまり食べなくなって、乾燥エビしか食べない時期がありました。

あまりに偏食なので心配しましたが、別のエサを与えたところ、食べてくれました。きっかけがあって、一度、食べるとその後は極端に食べないということはなくなります。

毎年、12月頃がそんな時期ですね。冬眠に入る時期だけにデリケートな時期なのだと思います。

冬眠なしの室内冬越しのまとめ

5回目の冬を迎えますが、今年も元気に冬を越してもらえるように、カメさんの様子をしっかりみていこうと思います。

寒い季節になるけど、がんばってね。亀之助。

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