2022年11月30日に「あさイチ」はスプーン特集でした。スプーンを変えるだけでいつもの味が格段に美味しくなります。カレー専用スプーンやジャム&はちみつ専用スプーンも紹介します。
スプーンの選び方のコツ
ノーベル賞の授賞式のあとの晩餐会で使われるスプーンは日本製!新潟の燕三条でつくたれているものだそうです。国内のステンレススプーンの9割をつくっています。その燕三条にある工場の工場長に聞きました。
ポイント1「口ぬけ」
口当たりのいいスプーンはスプーンの内側の縁が指でなぞって滑らかなものがいいそう。上のふちが削ってあって磨いてあるから口当たりがいいのです。口ぬけをよくするために、ふちの部分を6回も磨くそうですよ。逆にざらざらしていると買い換えなのだそうです。
ポイント2「柄の形、握り具合」
スプーンの柄の形が大切。良いスプーンとは、口の中に入れても大丈夫という磨きがハンドル(持ち手)まで行われていて、角ばってなくて丸みがある。バランスが取れていて、手に持った時に重さを感じにくい、そんなスプーンを選びましょう。料理を食べることに集中できますね。
ポイント3「柄の裏の数字」
スプーンの裏の数字を見ると(国内規格の場合)
「18-8」
「18-10」
「18-18」
などの数字があります。
後ろの数字は、ニッケルの割合を示しています。これが大きいものは錆びにくく耐食性が高い為、長く愛用できます。金属臭もしにくいです。長く愛用できるものがほしい人は、数字をチェックしましょう。
「18-0」は、使っているうちに金属臭がしやすいです。また、表記のないものも18-0の可能性が高いそうです。
人気、おすすめの専用スプーン
最近は専用のスプーンが人気だそうですよ。
はちみつ&ジャム専用スプーン
Point:スプーンが中に入ってしまいがちですが、この形状なら瓶のふちにそのまま立てかけて置けるし、上から蓋を置くこともできる。スプーンを置くためのお皿も用意しなくてもよいですね。
カレー専用スプーン
新潟県燕市の洋食器メーカー、山崎金属工業㈱
究極のカレー専用スプーン「カレー賢人」
Point:こちらは二つの種類があります。一つは、皿形状が大きくて、深いくぼみが先端寄りにつくられている「キャリ」。この形状のおかげで、カレーをスプーンですくった際に、ルー、ごはん、具材の割合が6:3:1の黄金比になるのだそう。もう一つは、スプーンの先端部分がヘラ状になっていて、具材を転がさずに切りやすくした「サクー」です。
まとめ
日頃、スプーンについてあまり気にすることはないですね。でも、口当たりなどちょっとの違いで料理がぐんとおいしくなるのなら、いろいろ試してみたいという気持ちになりました。
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