過去の反響が大きかった放送が再編集され放送されました。2022年5月31日に放送したものです。その道のプロたちがトリセツ活用術を伝授してくれました。
取り扱い説明書読んでますか?よく読めば実はステキな情報の数々ですよ。
目からウロコの便利なワザや機能がたくさんあります
いっしょに見てみましょう
楽ワザ トリセツ活用の極意!
トリセツ活用ワザ1 炊飯器の再加熱ボタン
料理研究家の澁谷梨絵さんが教えてくれました。
炊飯器に「再加熱ボタン」があるのを知ってましたか?私は全く知りませんでした。
普通、ごはんは保温機能を使うことが多いと思います。でも長い時間保温を続けると、水分が飛びご飯もパサパサになりますよね。なので、ラップをして冷蔵庫に、という方も多いと思います。冷蔵庫に入れたご飯はおいしくないですよね。これを再度、炊き立てのおいしさにできるんです!それが「再加熱」ボタンです。
- 再加熱ボタンを利用する
⇒差し水をしてから強い熱で再加熱。もちもち感がアップ。炊き立てのごはんのできあがり。 - 炊飯器の機種によってボタンの位置、使い方が違うので取説で確認してください。
我が家の炊飯器は炊飯・再加熱が一緒のボタンのタイプでした。保温にした状態で炊飯・再加熱ボタンを押すと約8分位であっという間にアツアツごはんになりました。これまで、早起きして、冷蔵庫のごはんを炊飯器に戻して「保温」にしていました。少し暖かくはなりますが、再加熱とは比べ物になりません。こんな便利機能があったとは驚き!。 - 新米など水加減が難しい場合にも再加熱ボタンは使えます!
「再加熱」ボタンを使うと自分好みの固さに調整でき、ごはんが復活する。
ご飯が柔らかい場合→差し水なし
ご飯が固い場合→差し水多め
トリセツ活用ワザ2 電子レンジで簡単「煮込みハンバーグ」
煮込みハンバーグも電子レンジで簡単に!
ワット数を意識して、100ワット、200ワットも使ってみよう。
- 本格的な煮込みハンバーグ
生の肉にソースをかけ、他の具材も一緒にのせ200wで10から15分ほど温めると、ジューシーな煮込みハンバーグができます。 - 肉まんの加熱
200wでじっくりあたためると中までしっとり - 温野菜の調理(100g位)
200wで15分位、野菜の甘味、食感もよく、色もきれいに仕上がります。 - カレーの温め
低い温度(200ワット)で温めると具材の中まで温め吹きこぼれもない。
トリセツ活用ワザ スライサーの洗い方
老舗料理道具専門店6代目 飯田結太さんに教えてもらいました。
人参などをスライスときに使うスラーさー。これって長らく使っていると色移りして汚くなりますよね。この色素汚れを簡単に落とす方法です。
- 用意するもの
サラダ油・・・人参などに含まれる野菜の色素成分がサラダ油に反応する。βーカロテンは油に溶けやすい - やり方
サラダ油にスポンジをしみこませ洗う、そのあと食器洗い洗剤で洗い、水で洗い流す。
トリセツ活用ワザ4 包丁の切れ味を保つコツ
使用頻度の多くない包丁がありませんか?新聞で包丁の切れ味を保つ方法です。
- 保管方法
- 包丁の刃を半分に折った新聞紙に巻き付けるだけ。
- 新聞紙に豊富に含まれるインクがサビ止めの効果を発揮。たまに使う包丁の錆び、切れ味の低下を防ぎます。
- 包丁を使う前はインクをしっかり洗い流す。
- 新聞紙で包丁研ぎ
- 新聞紙を何枚か重ねて包丁の刃を15℃にかたむけて両面10回ほど横にスライド。
- 最後にインクを落とすために水で洗う。
- 新聞のインクに含まれるカーボンが砥石の炭素成分にすごく似ている。砥石を使ったように包丁を研ぐことができる。
トリセツ活用ワザ5 エアコンで効率的に冷やすコツ
温度、風量、風向の3つをうまく使うことが早く部屋を涼しくするポイントです。
最初に温度設定を押すのはダメ!
なぜ、最初に温度設定を押すにはなぜダメなのか。適切な順番はというと、
- 風量を強くし体感温度を下げる。
これで暖かい空気は上の方へ、冷たい空気は下にたまる。 - 風向を水平に近づける。
温度ムラが解消。水平にすることで部屋全体が涼しくなる。下に冷気がたまり、足元が冷えやすいくなる。 - それでも冷えないと感じたら、温度を下げる。
- エアコンフィルターも2週間に一度、定期的に掃除する。電気料金が年間25%は違うそうですよ。
トリセツ活用ワザ6 髪の毛のうねり、広がりを抑える 髪の洗い方
髪のうねり、広がりを抑え、まとまりのあるきれいなツヤ髪にするために注意すべきポイントを紹介。
教えて下さったのは美容師の三好真二さんです。
ポイントは2つ
①洗い方。シャンプーをつける前が重要
- シャンプー前にブラッシングをして毛先の絡まりをとっておくと、シャワーの水が頭皮まで届きやすくなる。
- その後、36~38度のお湯で頭皮と髪がしっかり濡れるまで予洗いをしましょう。
- しっかり予洗いをしないと、髪の毛同士の摩擦で髪の毛を傷めることになります。
- 2~3分かけてしっかり予洗いを行うことで汚れが落ちやすくなり、シャンプーの泡立ちもよくなります。
- シャンプーをしっかり泡立てたあと、指の腹を使って頭皮をもむように丁寧に洗うのがポイント。
- そうすることで毛穴に詰まった皮脂を浮かび上がらせ頭皮ケアになります。
- シャンプー後は1~2分しっかりシャワーを当て、洗い残しのないようしっかり流すことが大事。
②乾かし方
- 髪は濡れたままにせずタオルで根本からもみ込むようにタオルドライ。
- そのあと粗目のくしで軽くとかす。
- ドライヤーは頭から10センチほど離して乾きにくい髪の根元から風を当ててしっかり乾かそう。
- 内側の髪からはじめていき、毛先、表面の順に風を当てていけばOK。
- 髪の毛が9割乾いたらドライヤーの冷風ボタンを使い乾かす。
- そうすることで、キューティクルが閉じて髪がまとまりやすく、全体的にツヤ感がでるようになります。
シャンプーに小さい字でこんなことが書いてあるみたいですね。でも、読む人、いませんよねえ。
まとめ
いろいろな楽ワザを紹介しました。それぞれ、トリセツに書かれているとのことですが、トリセツって困ったときにしか読まないですよね。ほんと、すごく便利なワザもあって、たまには読んでみようかな、とそんな気になりました。
よろしければ、こちらもどうぞ。
【マツコの知らない世界】 洗濯の世界
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