写真を撮って感想【BAEBAE美術館】岡本太郎 アートでおしゃべり NHK総合1月29日

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美術館でアートをパシャ!それをサカナに気ままにトークする番組です。松下洸平、井上涼、Aマッソ加納、トリンドル玲奈の4人が「展覧会 岡本太郎」へ。

TARO作品の気になるところをそれぞれ写真に撮って見せ合い、青柳正規(東京大学名誉教授)と寄り道しながらわいわいトーク。

松下さんは初MC。どんな番組になったでしょうか。ご紹介します!

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展覧会 岡本太郎

岡本作品のほぼすべてを所蔵する川崎市岡本太郎美術館と岡本太郎記念館の両館の全面協力のもと、主要な代表作・重要作が勢ぞろいするほか、国内各地の美術館からも出品。

展覧会のホームページはこちら→展覧会 岡本太郎

最大規模のスケールで大阪、東京、愛知を巡回

東京、大阪、愛知と終了。

2023年1月14日(土)~3月14日(火) 愛知県美術館  終了しました。

岡本芸術と人間・岡本太郎を体感

岡本芸術の特質と本質、さらにはその底流にある人間・岡本太郎を、展覧会場の空間体験をとおして一人ひとりが感知する体感型の展覧会です。

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インスタ風写真をみておしゃべりタイム

絵を見て気になることは人によって全然違う。アートをもっと楽しもうというコンセプトの番組です。

最近は写真を撮れる美術館が増えています。写真を撮る若い人も見かけるようになりました。以前には見られなかったことですね。

まずは、今回メンバーが岡本太郎展に行って、各自が気になった映えポイントを写真にとってきました。それを見ながらおしゃべりが始まります。

ツイッターでみつけた写真のみ掲載しています。あとは作品名から各自調べるかご想像

作品「森の掟」

それぞれが写真にとってインスタ風に切り取ってトークです。

赤い怪獣は暴力を表していると言われている。本人は無邪気な作品を目指したと言ったらしいです。

※以下、敬称略

井上:人?サル?が3人。一番右の人だけやる気を感じる。絵を盛り上げるぞみたいな感じ。

加納:右の人がつっこみですかね。

井上:自分はいつも人の顔をみている。なので絵をみてもそこに目が行くんです。でも、それが作品に結び付いているかというとそうともかぎらないですね。

青柳:顔は印象深いからイメージに残りやすいですからね。

松下:作品も好きだけど言葉も好き。舞台の仕事をするときにに強く生きる言葉」とう本を開いている。

この作品で一番エネルギーがあるのが怪獣の目。「ビクリ」。白にうっすら赤も見える。筆のタッチがゆらゆらしている。

その他:岡本太郎
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青柳:岡本先生に会う時にはいつも酒を飲んでいた。話がとにかくおもしろい。突き抜けるようなすごさがあった。有名人をくそみそに行っていた。

評論家批評家としても超一流。間接話法でわかりにくく話をもっていって自分に引き込むような技をもっている。

玲奈:かわいいに目が行く。強い感じの中でもかわいいがたくさんあった。猫の絵。猫の目が青でスーパーマンの感じ。

松下 人でも動物でも描写力がすごい。

青柳:岡本太郎はデッサンをみてもすごい。

加納:私の視点は「ボケてるやん」おしゃれが行きすぎたらおもしろくないけど、それを超えるとアート。

人間が横たわっている絵では、男の子のパンツをみて「学校指定のかい!」とつっこみたくなった。この絵をどこから書き進めたのか気になる。男の子は最後なのかな。

青柳:邪視といって、邪(よこしま)なものから守るというのが古代エジプトにはあった。この絵の目もそんな邪なものを避けるようなものがあるのでは。

井上涼さんの映え作品「樹人」

ナレーター:天に伸びている木は天と地上を結ぶ回路と考えていたという岡本太郎。

井上:この作品をみると「仕事がんばったので今日はこのあとすぐ帰ろう」という解放感を感じる。

右上の作品です↓

加納:何かをうったえているような、うったえていないような。。。

青柳:木は動かない。人は動く。そのふたつを合体させている。誰もが思いつかないところで樹人というもので表現している。

井上涼さんの映え作品「決別」

井上:大きな人物を持つ人から新たな人が出ようとしている。右下の猫?が映えポイント。「しんどいので今日は早めに帰りたい」と感じる。血が滴っている。つらい、でも言い出せないといった感じが気になった。

ナレ:松下さんは子供の頃から油絵を描いていた。ペインティングアーティストと名乗っていた時期も

松下洸平さんの映え作品「反世界」

ナレ:岡本太郎の呪術的な世界観をもった作品。この世界とひっぱりあうような引きずられるような作品。

松下:無数な手の怖さがある。ばえポイントは「見える見える」絵の左側にエネルギーを感じた。筆遣いを見ていて岡本さんの背中が見える気がした。

松下洸平さんの映え作品「予感」

松下 書道のような線。のたうち回る線。呪縛からときはなされた色と色。ばえポイントは「#ピカピカ!」です。

(真っ白なキャンバスのような写真)

加納:この写真どこ?裏地?

松下:右下のはしのはしっこです。絵全体から出てくる白のエネルギーにぐっとくる。黒のエネルギーから解き放たれた白のエネルギー。白の世界観がおもしろい。

加納:岡本太郎には振り回されますねー

Aマッソ加納さんの映え作品「縄文人」

ナレ:パリから帰国した岡本太郎は、東京国立博物館で縄文土器をみて激しいショックを受け、縄文土器の力強さを追求した。

加納:私がこだわったばえポイント「#足は普通なんや」。

みなさん:ほんとだ(笑)

Aマッソ加納さんの映え作品「顔写真」

加納:次のばえポイントのキーワードは、「#9時15分を楽しみにさせすぎ」です。

トリンドル玲奈さんの映え作品「作品C」

ナレ:パリで最近発見された3つの作品のふたつ。パリ時代の作品は残っていないと言われていたが、2022年の鑑定の結果、岡本太郎が書いた可能性があるとなったもの。日本発登場。

玲奈:かわいいと感じたところは「#しっぽ」。しっぽがが好き。これもしっぽみたいでかわいい。

左上の写真の一番右の絵。左下の部分が「しっぽ?」↓

先生 岡本太郎はパリにいてピカソにあこがれていた。徹底的にピカソを研究した。でもピカソでなく書かないといけないのでそこが難しい。

さいごに

玲奈:お酒を飲みながら楽しみたい

加納:絵をこんな風に楽しんだことはない。おもしろかった

井上:作家の意思は共通して伝わると思った

松下:岡本作品は身近なところにあって楽しめるのもいいですね。

渋谷や銀座、名古屋などにもあります↓

まとめ

松下さんと加納さんのやりとりがおもしろかったです。美術館帰りに友だちと集まってわいわい言っている感じで。写真が撮れると話ももりあがりますね。そんな展覧会が増えるといいですね。

※現時点で再放送はありません。

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